
羊靴会議2022
TEXT by Koji UEDA ( Alternate Sneakers )
ベーシックなものから アイディア溢れる特殊な木箱の企画・製造・販売を行う三重県名張市の株式会社大成産業さん。スニーカーファンの間ではHITSUJI WOOD FACTORYのブランド名と共にGOT’EMロゴがデザインされたスニーカーケース等の製造販売で知られています。
そのHITSUJI WOOD FACTORYさん主催で10月29日(11時〜19時)に名張商工会議所アスピアにて「羊靴会議2022」と題したスニーカーコミュニティイベントが開催されました。



首都圏を中心に大都市圏においてメーカーやショップ主導で開催されることが多いスニーカーイベントですが、昨今は東北や中国エリア等でもファン主導のイベントが催されています。
今回の「羊靴会議2022」はその中でも…メーカーやショップ主催のものに勝るとも劣らない規模。
私が到着した午前11時30分過ぎには既に200名以上の来場客で溢れ、一時入場制限されている盛況ぶり。聞けば開場1時間前に整理券が配布されたそうです。




出店及び出展ブースは企業、フリマ、展示、キッチンカーを含めると30以上。他にDJやゲストによるトークコーナー。特にお子さんが楽しめる輪投げゲームは家族で来場される方への主催者サイドのきめ細やかな配慮がうかがえました。











来場客は三重県にとどまらず愛知、東京、大阪はもちろん、更に遠いエリアから来られたファンも少なくなく…スニーカーコミュニティイベント「羊靴会議2022」の成功はHITSUJI WOOD FACTORYさん及びこの企画に賛同し、出店や会場内外で運営進行に力を尽くしたスニーカーファンでもある有志の方々。そして、ルールを厳守した全ての来場客のスニーカー愛によるものだと認識させられました。







コミュニティというファン同士の真の交流は、その規模の大小に関わらず…ファンによるボトムアップ的なコミュニティイベントにしか成し得ないのかも知れないと感じたイベントでした。




「羊靴会議2022」とは…ありきたりな表現になってしまいますが「ファンのファンによるファンのためのイベント」という形容に相応しいと思います。
