“exclusive” SNEAKERS IN JAPAN 1995-2022 A NINETYFIVERS EDITION
TEXT by Koji UEDA ( Alternate Sneakers )
【超豪華スニーカーデータブック「exclusive」発売】
販売サイト:https://ninetyfivers.jp
1990年代のスニーカーマニアのみならず、スニーカーを愛してやまない人であれば…バイブルとして一度は手にした事のある雑誌「Boon」や別冊であるBoon Extraを手がけた岸氏とライターの林氏、デザイナーの鈴木氏がスタートさせたプロジェクトチーム「NINETYFIVERS」による超豪華スニーカーデータブック『exclusive -SNEAKERS IN JAPAN 1995-2022 A NINETYFIVERS EDITION-』がいよいよリリースされます。
私が最初に豪華本『exclusive』の企画を聞いたのは2022年の春の事。それからおよそ2年8ヶ月に渡る入念な制作期間は…全528ページに及ぶ充実した内容を物語っています。
「年式の調査だけに留まらず、スニーカー同士の相関関係や結び付きを思い描き、多様な研究資料として活用してもらえたら幸いです」
と…公式プレスリリースにもある様に、YouTube等の動画やその他SNSで情報を発信する際の参考資料として活用出来ます。また、正規やリセールに関わりなくスニーカーを取扱うショップさんもリファレンス資料として所蔵するに足る1冊です。
もちろんatmosさんが初めて提案したターミネーターカラーのAIR FORCE 1、NIKE DUNK LOWをはじめ…AIR MAXシリーズのエレファントやサファリ、アニマル等も全て網羅されています。
90年代から2000年代に台頭した日本のスニーカーカルチャーが世界に認められ、影響を与えた理由と背景を感じ取る事が出来るだけでなく、2022年までの日本にゆかりのあるプロダクトがほぼ完全に掲載されているので、オールドファンのみならず最近スニーカーに興味を持ち始めた方も楽しめるのではないかと思います。
ありもしない作り話や推測、考察ではなく…美化されない等身大の過去を知り把握する事で今を観察し未来に活かす。これはベンダー、リテーラー、ユーザーという立場の違いに関係なく…未だ見ぬ後継者達への責務なのです。
税込み27,500円と決して安くはありません。ですが、かつてのBoon、そしてBoon EXTRAが進化して現代に甦った豪華な参考文献となれば価格に見合う以上の価値があるのではないでしょうか。
以下は公式プレスリリースより。
exclusive SNEAKERS IN JAPAN 1995-2022 A NINETYFIVERS EDITION
日本にゆかりのあるスニーカーをアーカイブする ーー これをテーマに掲げた本書は、日本のスニーカーカルチャー史を遡り、日本市場向けに企画されたリミテッドエディション、日本発のクリエイターやブランドによるコラボレーション、日本国内で生産されたメイドインジャパン等、大なり小なり日本と繋がるモデルをリストアップし、年式ごとに整理した日本ゆかりのスニーカー年表(タイムライン)とそのハイライトで構成されたビジュアルデータブックです。 本書のタイトル『exclusive』にはスニーカー用語としての「別注」は勿論、一般用語の形容詞として「専門的な」マニア御用達の情報量を目指し、「高級感のある」図録に相応しいビジュアルとデザインと蘊蓄を総動員しました。 トータル528ページの前半を日本ゆかりのスニーカー年表に登場するエポックメイキングのグラビアと認識し、 ナイキ、 ナイ キ SB、藤原ヒロシ、 sacai、 COMME des GARÇONS、 UNDERCOVER、 WTAPS®、NEIGHBORHOOD®、BAPE®、 nonnative、 N.HOOLYWOOD、AMBUSH®、 BEAMS、 mita sneakers、 atmos 他をラインナップ。 後半には1995年 から2022年まで脈々と紡がれてきた日本ゆかりのスニーカー年表(タイムライン)を掲載し、要注目のトピックスと日本のスニーカーカルチャーを5年おきにテキストで俯瞰します。とりわけ本書の軸となる日本ゆかりのスニーカー年表については、年式の調査だけに留まらず、スニーカー同士の相関関係や結び付きを思い描き、多様な研究資料として活用してもらえたら幸いです。
【先行受注期間】
2024年12月21日(土) 10:00~2025年1月26日(日)23:59まで
販売サイト:https://ninetyfivers.jp
インスタグラム:@ninetyfivers_official