画像で比較するCO.JP WHAT THE DUNK
TEXT by Koji UEDA ( Alternate Sneakers )
2024年11月18日に限定アクセス、20日に抽選で…いずれもSNKRSのみで販売されたNIKE DUNK LOW JP QS(IB2051-400)、通称CO.JP WHAT THE DUNKです。
そのオリジナルと位置付けられるのは…2000年に立ち上がったCO.JP(コンセプトジャパン)を2017年に再びフューチャーしたプロジェクトのひとつとして登場したしたNIKE DUNK LOW JP QS(AA4414-400)となります。
同モデルは、NIKE DUNKのオリジナルカラー(BE TRUE TO YOUR SCHOOL)を各ギミックに配置した左右非対称モデルで、2017年7月22日にUNDEFEATED 、atmos、mita sneakers、MA5、NIKE HARAJUKUにて発売されました。
中でもUNDEFEATEDではナイキ製の肩掛けTEE(2色展開)に加え、UNDEFEATEDオリジナルの BE TRUE TO YOUR SCHOOL TEE を同時リリースしていました。
尚、WHAT THE DUNKの元祖は2007年12月1日に発売されたNIKE SB WHAT THE DUNK(318403-141)なので、それと区別する為に…ここでは「CO.JP WHAT THE DUNK」とします。
今回、リリースされたCO.JP WHAT THE DUNKは2017年バージョンとは品番が異なるので、再販ではなく復刻と理解した方が…今後何かと辻褄を合わせやすくなると思います。
では、百聞(文)は一見にしかず!2024年バージョンと2017年バージョンを画像で比較しながらご覧ください。
以上の様にシルエットや素材感、左足のシュータンカラー(イエロー)、シュータンロゴ等に微差はありますが、概ね忠実に再現されている方だと思います。
2017年から7年の時を経ての復刻となるわけですが、当時の背景と発売日の状況をこの目で見ているからか?それとも年齢のせいなのか?ついこの前の事の様に感じてしまって「もう復刻するの?」というのが私個人のファーストインプレッションでした。
また、2017年を実体験した方とそうでない方とで評価が割れたのも面白い。
そのお陰でオリジナルを持っていてそろそろ新しいものに履き替えたいと思っていた人や当時欲しかったけど買えなかった人。比較的高確率でそういう人達の手に行き渡ったのなら結果として良かったのだと思います。
2次流通で定価以上であろうが定価割れであろうが…そんな事はどうでもいい事なのです。
尚、抽選販売後に…いわゆる購入意思のないお試しエントリーによるキャンセル分がリストックされましたが、午前中には25.5cm以上は完売。その後も返品分が少量リストックされているものの…ムーブメントが沈静化した現在においてはスマッシュヒットと言っていいのではないでしょうか。