
スニーカーヘッズはやりくりが大変なのです!
昨今のナイキはマシンガンリリースを常とするスタイルが良くも悪くも定着しています。
型番を増やして供給量を絞るという戦略はまんまと成功している?かの様に見えます。そしてそれはユーザーにとって嬉しい?反面…購入費用を考えると堪ったものではないのも事実です。
先日、SNSを利用して下記内容をポストし、それに対していただいたコメント(回答)をいくつか抜粋しましたのでご覧下さい。
『例えば1足平均2万円として、月に3足買うと6万円。これを1年続けると72万円。
学生さんはもとより、高額所得の方以外の一般的な社会人にとってもなかなかの金額かと思います。
特に家庭を持たれている方で、お子さんもいらっしゃるなら自由になるお金はそれ程多くはないのでは?と思うのですが…皆さん、どうされてるのでしょうか?
冗談まじりに奥様に叱られるから内緒で買ったという笑いを誘うほのぼのとしたポストを拝見することもあります。でも、笑えるレベルなら良いのですが、中にはその実、洒落にならない場合もあったりするのでは?
スニーカーを毎月何足も買うというのは世の多くの女性には理解し難いことだと思います。
それ故に肩身の狭い思いをしながらスニーカーを買い続けているスニーカーファンは少なくないはずです。
矢継ぎ早に発売されるモデルを追い求めるというより、リリースラッシュに急き立てられる様な感覚に見舞われ、息切れされ感じているのではないかと。
以前聞いた知人の話によると、クレジットカードの支払いに窮したり…中には利用可能額を超えて決済が出来ない状態に陥った人もいるそうです。これが事実なら家族は堪ったものではないですよね。
皆、人それぞれ個々人の責任の上でスニーカーを買っているので第三者がとやかく言うべきことではありませんが…今のスニーカー人気って、そういう依存症に近い人をたくさん作り出している側面もあるのだと思います。
かくいう私も年に数回、引落とし予定額を見て現実逃避したい気持ち(笑)になる場面があるので、可能な限りクレジットカードは使用せず現金で買う様にしています。
皆さんはどうですか?』






どのコメントも今のスニーカーファンの真意だと思います。
揶揄すれば私も含めたスニーカーファンはスニーカーに特化した買い物依存症なのだと思います。
知り合いのスニーカーヘッズの方が定価の数倍出して欲しいスニーカーを買った直後に298円の惣菜を高いと思ったと仰っていましたが、その気持ちが分かる人はスニーカーに特化した買い物依存症です。もちろん私も例外ではありません。
それが悪いという事ではなく、もしかしたら自分はそうかも知れないと自覚する事が大切なんだと思います。
私自身の理想は自らの視点で厳選したスニーカーを少数精鋭で潰れるまで履き込む!なのですが…言うは易く行うは難し!なんですよねぇ(苦笑)。

■2020年に買った足数と購入の総額
1月から11月上旬までに購入したスニーカーの数と購入に使用した概算金額をSNSを利用して訊いてみたところ25名の方から回答をいただきました。
アンケートのデータ数としては少ないものの、定価で買った金額、リセールマーケットでプレ値で買った金額も含まれていて、併せてアウトレットやクリアランスでしか買っていない方もいらっしゃるので凡その傾向値として現在のスニーカーヘッズの状況を反映しているのでは?と思います。
合計531足、総額10,741,000円。
1年足らずの間に1人あたり21.24足、429,640円をスニーカー購入に投じているということになります。
中にお1人、2,800,000円を使っている方がいらっしゃいますが、60足買われているので1足につき平均46,000円強。リセールマーケットを主に利用すれば頷けない額ではありませんし、例えばDior AJ1を購入されていたりするとこれくらいになるのではないかと。
足数 | 購入金額 | 足数 | 購入金額 |
---|---|---|---|
36 | 600,000 | 18 | 400,000 |
5 | 76,000 | 7 | 95,000 |
14 | 290,000 | 10 | 200,000 |
30 | 480,000 | 17 | 200,000 |
10 | 180,000 | 9 | 130,000 |
45 | 600,000 | 14 | 250,000 |
15 | 300,000 | 40 | 800,000 |
14 | 300,000 | 15 | 200,000 |
3 | 90,000 | 45 | 750,000 |
60 | 2,800,000 | 7 | 90,000 |
25 | 500,000 | 6 | 60,000 |
43 | 650,000 | 19 | 300,000 |
24 | 400,000 |
いずれにしても、スニーカーに興味のない不特定多数の方々からは異常な数字として映るに違いありません。
※SNSにて回答をいただいた全ての方々にお礼を申し上げます。
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