名作シューズを再構築した「GEL-KAYANO 5 RE」がロンチ!!

“名作アーカイブに新たなエレメントを加え再構築する” 昨年20周年を迎えたASICSブランドを代表するランニングシューズ「GEL-KAYANO 5 (ゲルカヤノファイブ)」。ASICSのインハウスデザイナーである榧野敏一氏がデザインベースから携わった珠玉の名作である。

2019年には年間を通してスニーカーアカウントからファッションアカウントまで様々なコラボレーションモデルが発表された。瞬く間に”KAYANO”の名前は世界各地に広まり、今ではライフスタイルカテゴリーの中で不動の人気を獲得している。

昨年の某日、都内で行われたatmosとASICSのミーティングの折、そのモデルの1stサンプルを見せてもらった。

“ARCHIVE meets ARCHIVE”をコンセプトした「REBUILD = 再構築」シリーズの一つとして企画されたものだった。GEL-KAYANO 5にKAYANOシリーズの初代モデルである「GEL-KAYANO TRAINER (ゲルカヤノトレイナー)」のエレメントを融合させたそのデザインからは、新しさの中にどこか懐かしさを感じる。

そこからさらに手が加わり、当初シューズと一体化させていたヒールパーツを”浮かせた”状態に。タイダイ柄に染められたキャンバス素材にほつれ加工を施すと共に、各パーツにギザギザのステッチを加え、まるでシューズを一度解体し再度組み立て直したような”クラフト感”を感じるデザインに仕上がった。

カラーリングは、2018年からasicsとコラボレーション企画を多く発表している、ブルガリア出身のデザイナーが彼自身の名を冠したファッションブランド、「kiko kostadinov (キコ・コスタディノフ)」の処女作である「GEL-BURZ 1 (ゲルバーズ ワン)」からインスパイア。

kikoが築き上げてきたものが、今後のASICSプロダクトに反映されていくフローの始まりとも言える。

※こちらのモデルは取り扱いございません。

2020年は、「ASICSTIGER (アシックスタイガー)」から「ASICS SPORTSTYLE (アシックススポーツスタイル)」へ名義を変更し、既成概念に縛られないプロダクト開発を進める重要な年となる。

長年培ってきた高い技術力を用いて新しい発想を加えながら見たことのないプロダクトを開発する。今後の展開に期待が募る。

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