GEL-KAYANO 5 OGを紐解く

2018年11月、約20年の時を経て復刻を果たしたKAYANOシリーズの5代目である、「GEL-KAYANO 5 OG」。

本年生誕20周年を迎える同モデルはインラインのカラー展開も豊富だが、スニーカーアカウントやファッションブランドを交えたコラボレーションモデルも多く発表されている。

上半期にリリースされたアイテム達を振り返ってみよう。

GEL-KAYANO 5 OG×HBX “WEB 1.0”

1021A180-101

¥18,000+TAX

世界的に有名なWEBファッションマグ、「HYPEBEAST (ハイプビースト)」が運営するECサイト「HBX (エイチビーエックス)」とのコラボレーションモデル。

90年代、インターネットが一般に普及していく時代背景と、PCの画面上の世界観をマテリアルとカラーブロックで表現している。ECサイトとのコラボという異色感と、巧みな素材遣いがファンを唸らせた。

K5OGが誕生した時代と上手く連動させたコンセプトを見事に表現しており、シューズデザインとして非常に完成度が高い。

“スニーカー”としての存在感と”ファッションアイテム”としての汎用性を兼ね備えた一足となった。

GEL-KAYANO 5 OG×GmbH

1021A197-100 (WHITE)

1021A197-300 (LICHEN ROCK)

1021A197-800 (SEASHELL)

¥23,000+TAX

ドイツはベルリン発祥のファッションブランド、GmbH(ゲーエムベーハー)とのコラボレーションモデル。モノトーンで纏め上げたアッパーに、パイル地・パテント・シンセティックレザー・TPUなどの異素材を組み合わせ、独特な立体感を表現している。

まるで岩から削り出したような印象を受ける。

ファッションブランドらしい提案が凝縮され、服好きを中心に話題が広がった。

一見、感度の高いアイテムにも思えるが、洋服を選ばないヘビロテ確定の一足である。

GEL-KAYANO 5 OG (AEB)

1021A238-020 (WHITE/PURPLE)

1021A238-100 (GRAY/BLUE/YELLOW)

¥14,000+TAX

ASICS EURからの提案カラー。トゥからヒールにかけての補強部とミッドソールを同色で纏めながら、全体的にクリーンな印象に仕上げている。

どこか懐かしく、しかし新しさもある不思議な魅力を感じる。全体的なファブリックは近年のASICSシューズでも使用されている最高峰の物。モノトーンに差し色としてサラッと履きたい一足である。

下半期も有名アカウントとのコラボアイテムもインラインも数多く控えている。

生誕20周年を迎えるK5OGからまだまだ目を離せない。

各ASICS販売店舗 atmosオンラインで販売中

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